我が家には小学生が3人いて、勉強に落書きに、鉛筆をジャンジャン消費します。
だから放っておくと短くなった鉛筆がどんどん溜まって超もったいないことに!
この小さくなった鉛筆を、以前は鉛筆補助軸を取り付けて使用していました。
しかし最近、偶然立ち寄ったLoftで「TSUNAGO」という鉛筆削りを発見したんです。
なんと短くなった鉛筆同士をつなげて使うための鉛筆削りなんですって。
我が家の「短くなった鉛筆が溜まっていく問題」を根本的に解決するため、購入してみました。
つなげる鉛筆削り「TSUNAGO」の使い方。
さっそくTSUNAGOをつかってみました。
まず初めに以下の準備物をそろえます。
- TSUNAGO
- 短くなった鉛筆 2本
- 木工用ボンド
準備はたったこれだけでOKです♪
鉛筆の後部に「凹」を作る。
最初にTSUNAGOダイヤルを「1」に合わせて鉛筆の後部を削ります。
「1」の穴は、奥のほうにキリが取り付けてあり、ここで鉛筆の後部を削って穴を開けるのです。
鉛筆の端が赤い線のところに到達するまで削ります。
この工程では力が足りないとなかなか削れないし、力を入れすぎると鉛筆が割れてしまいます…力加減が難しい!
最初の4本くらいはコツがつかめず鉛筆が割れてしまいましたが、5本目でようやく割らずに穴をあけることができました。
コツをつかむまでは少し練習が必要みたいですね。
この作業が完了すると、こんな仕上がりになります。
(この鉛筆は、力を入れすぎて少し割れてしまいました…)
トントンとして、穴の中に溜まった削りカスを捨てましょう。
鉛筆の先端に「凸」を作る。
次はTSUNAGOのダイヤルを「2」に合わせます。
ここで鉛筆の先端側を削って、「凸」の部分を作るのです。
「2」の穴で鉛筆を削るときにはたいしてコツも要らず、サクサクっと軽快な削り心地です。
写真のように持ち手の部分と木の部分の境目の角度が直角になるまで削ります。
このままでは、木が逆立っていて削り跡がバッサバサ!
そこで、次はダイヤルを「3」に合わせて表面をなめらかに整えます。
「3」の穴で削る前はバッサバサだった鉛筆(木部)の表面が、削った後はキレイに整いました。
これで、鉛筆をつなぐ準備はバッチリです!
いよいよ短くなった鉛筆をつなぎます!
いよいよ鉛筆をつなげていきましょう!
しかし、いきなりボンドをつけて接着してはいけません。
まずは試しにつなげてみて、うまくいくか確認です。
私が削ったこの鉛筆は、差し込む側の鉛筆の先端が尖っていたため穴の奥まで差し込めず、つなぎ目に隙間ができてしまいました…
そこで、たくさん落書きをして鉛筆の芯を短くしたら、隙間なく上手く差し込むことができました。
こんなふうに隙間なくつながることが確認できれば、ボンドで接着します。
差し込む側の鉛筆の先端付近に木工用ボンドを塗り、鉛筆同士をつなぎます。
ギュッと差し込むと、つなぎ目からボンドがはみ出してきますが、それは後から拭き取ればOK。
鉛筆に穴を開ける工程で少し木が割れてしまった場合は、このはみ出したボンドを割れたところに塗り込んで接着しちゃいます。
あとは木工用ボンドが乾けば、完成です!
短くなった鉛筆をつなげることで、使いやすい長さの鉛筆へと再生されました。
これなら最後まで使えて、とってもエコですね。
鉛筆削り「TSUNAGO」を使うときの注意点
こんな素敵な鉛筆削り「TSUNAGO」ですが、注意すべき点もあります。
後部に消しゴムなどが付いていない、一般的な鉛筆に使おう。
ひとつ目の注意点は「TSUNAGO」を使用できる鉛筆の種類。
TSUNAGOは、丸または六角形の鉛筆を削るのに適しているようです。
上記の写真のように、三角などちょっと変わった形の鉛筆・鉛筆の後部に消しゴムが付いているもの・鉛筆の後部に塗装が施されているものには適していません。
子どもが使用するときは、必ず大人が付き添って。
もう1つ注意したいのは子どもの使用について。
TSUNAGOは最初の工程(鉛筆後部に穴を開ける工程)で少々コツが必要ですが、このコツさえつかめば小学生でもなんとか使用できると思います。
短くなった鉛筆を自分の手で再生させることができるなんて、子どもにとっても楽しそうですよね。
しかし、TSUNAGOには削り刃やキリといった鋭い部品が使われているので、子どもだけで使うのは危険。
TSUNAGOを子どもが使用するときには、必ず大人が付き添わなければなりません。
まとめ
今回は短くなった鉛筆をつなげて再利用するための鉛筆削り「TSUNAGO」を使ってみました。
鉛筆補助軸を使うと、書いているうちに鉛筆が補助軸の中に入り込んでしまうことが多かったそう。
そしてその度に補助軸を取り付け直さなければならないのが、とても面倒くさかったようです。
一方、TSUNAGOを使って再生させた鉛筆は普通の鉛筆と同じように使えるので、我が家の子どもたちからも好評です。
興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。