梅雨のない北海道を除き、日本のほぼ全ての地域が梅雨入りしましたね。
しかし子どもたちは、雨雲なんてなんのその!
小学校ではプール学習が始まり、我が家の3きょうだいも毎日てるてる坊主にお祈りしています。
そこで気になるのが水着の名前つけ。
水着って伸び縮みするし、取り扱い表示に「アイロン禁止」のマークが記載されているものも多いし、どこに名前を書いたらいいか迷ってしまいます。
今回は厄介な水着の名前つけを、4つの方法で試してみました。
方法1. 水着の裏地に名前を書く
1つめの方法は、いちばん簡単。水着の裏地に名前を書く方法です。
下記の注意点さえ守れば簡単に名前を書けます。
- 使用するペンは油性ペン
- 名前を書くときには、裏地と表地の間に下敷きになる物(厚紙など)を挟む(表地へのインクうつりを防ぐため)。
- インクが乾くまでは下敷きを抜かない。
簡単すぎて最高なのですが、淡色の水着にこの方法で名前を書くと透けてしまうこともあり、そこが難点です。
方法2. 取り扱い表示などのタグに書く
あらゆる衣類に付いている、取扱い表示などのタグ。
水着にも、だいたい付いています。
このタグの余白部分、または「見えなくなっても仕方ないわ」と思える部分に油性ペンで名前を書くだけなので、超簡単です。
でもこのタグの材質が、名前書きには少々難ありで…油性ペンのインクがにじみます。
書ける面積も限られているので、画数や字数が多いとインクがジワ~っとにじんだら何が書いてあるかわからなくなるかも…?
方法3. 取り扱い表示などのタグにリボンや名前ラベルなど細長い布を付ける。
先ほどご紹介した、取り扱い表示などのタグ。
直接書くとにじむので、ここにリボンや細長い名前ラベルを付けて名前を書く方法もあります。
タグはだいたい輪になって取り付けられているので、リボンや名前ラベルを二つ折りにして輪の部分に通せばOK。
私は最初、アイロン接着の細長い名前ラベルで試してみました。
しかし仕上がりが固く、我が子から「肌に触れたときにチクチクする」という苦情が…。
アイロン接着はとても便利ですが、触り心地が良くないものも多いので注意が必要です。
少し面倒ですが、コットンのような、肌触りがチクチクしない柔らかい素材の布を使うことをおすすめします。
4. 伸縮する名前ラベルを付ける
写真は100均ダイソーで購入した「のび~るネームテープ」。
なんと、パッケージには水着に名前つけをした写真が載っているではありませんか!
パッケージの裏側を確認すると「アイロンで簡単に接着」「水着やスポーツウェアに最適」と書かれています。と同時に「洗濯表示を必ず確認し、熱に弱い素材には接着しないでください」との記載も…。
かなり迷いましたが、ここは試しに使ってみることにしました。
まず、ダイソー「のび~るネームテープ」を適度な長さにカットします。
そこに油性ペンで名前を書き、インクが完全に乾くのを待ちます。
油性ペンのインクが乾いたら、「のび~るネームテープ」の裏側の剥離(はくり)紙をはがします。この剥離紙が付いている側が接着面です。
接着面を水着に当てて、上から湿らせた当て布をして、アイロンで30~40秒ほど強くプレスします。
ここで気になるのがアイロンの温度です。
「のび~るネームテープ」の説明では、ドライ中温と指定されています。
一方、水着の取り扱い表示は「アイロン掛けはできない」になっています。
かなり迷ったのですが、ひとまず「のび~るネームテープ」の説明に従い、ドライ中温で30秒ほどアイロン掛けをしました。
あとは接着した部分が完全に冷めるのを待ちましょう。
こちらが実際にアイロン接着した「のび~るネームテープ」の写真。
水着が縮れることもなく、無事に接着できました。
(接着した場所は、水着のスソのヒラヒラした部分の裏側の部分。)
「本当に伸縮するの?」と思い、接着部分をビヨ~ンと引き伸ばしてみました。
すごい!水着といっしょに「のび~るネームテープ」もビヨ~ンと伸びます!
この水着をプール学習で使用した後、洗濯機で洗ってみましたが、接着部分がはがれてくることはなく、しっかりくっついています。(洗濯ネット使用)
アイロンの使用など判断に迷う場面もありますが、ダイソー「のび~るネームテープ」は本当に水着にも使用できました。
(繰り返しますが、水着へのアイロンの使用は自己責任でおこなってください。)
まとめ
今回は、子どもの水着の名前つけについて、私が実際に試した4つの方法をご紹介しました。
水着に与えるダメージがほぼゼロで個人的におすすめなのは、「3. 取り扱い表示などのタグにリボンや細長い名前ラベルを付けて名前を書く方法」です。
メリット・デメリットを含め、ご自身に合う方法で名前つけをしてみてくださいね。