気が付けば3月。まだ寒さが戻る日もありますが春らしい日が増えてきましたね。春といえば入園・入学シーズンです。昨年の春は子どもの持ち物に名前シールを貼るのに忙しくて、てんてこまいでした。
そこで悩むのが名前シールを貼れない布製品の名前つけ。スタンプやラベルなど様々な名前つけ用品があり迷ってしまいますね。今回は100均ダイソーで見つけためちゃくちゃ可愛いアイロン転写シートをご紹介します。
ダイソーで発見した、名前つけ用アイロン転写シートとその使い方。
今回購入したのはこちら。ダイソー「ハサミで切って アイロン転写 ネームラベル」。写真の他にもいくつか種類がありました。
使い方はとても簡単。
- 付けたいラベルをハサミで切り取る。
- アイロン台と転写する布製品を用意し、その上にラベル(接着面を下に)、その上に当て布を置く。
- アイロンをかける。
- 冷める前にゆっくりシートをはがす。
- 油性ペンで名前を書く。
たったこれだけです。でも、転写できない布製品もあるので注意が必要です。こんな布製品には使用できないみたい。
- 防水加工したもの
- 特に伸び縮みのあるもの
- 毛羽立ちの多いもの
- 織り目の荒いものや、縫い目のある部分
- アイロンを使用できない生地や、中高温アイロンが使用できない生地
う~ん…いろいろと制約がありますね。実は私、この注意書きをきちんと読まないまま使ってしまったので、少し苦労しました。ではここからは私が実際に使ってみた流れを書きます。
ダイソーのアイロン転写ネームラベルを使ってみたよ♪
まず試しに転写してみたものは写真の4種類。ランニングシャツ・木綿のハンカチ・靴下・キルティングのナップサックです。
この中で靴下は特に伸び縮みのあるもの、キルティングは縫い目のある部分に該当し、「転写は避けて下さい」と使用方法に明記されています…ちゃんと読んでおけばよかった。トホホ…。
しかし気をとり直してレポしていきます!
ネームラベルを裏側から見るとこんなふうに白くなっています。こちらが布に接着する面。まずは使いたい部分をハサミで切り取ります。
次に、アイロンとアイロン台を用意。転写したいもの、アイロン転写シート、あて布の順に重ねます。あて布は綿100%のいらない布を使います。
そしてその上からアイロンをかけます。アイロンの温度はドライ中温(150度くらい)。約10秒間ほど、体重をかけてシートがずれないよう注意しながら押し当てます。
アイロンがけが足りないと、しっかりくっつかないのでご用心。実際にやってみたら、10秒ではくっつかなくて、15~20秒ほどアイロンをかけました。手持ちのアイロンの機種や布の種類など、状況によって時間は多少前後するみたいです。私も、まずは表示の時間通りに試してから、具合を見て加減しながらアイロンをかけました。
アイロンが終わったら冷めないうちに、そーっとシートをはがします。冷める前にはがさなきゃいけないのですが、けっこう熱いので火傷には要注意です。
この他、木綿のハンカチや靴下にも転写しました。どちらも転写は大成功。でも、靴下は伸び縮みするたびに少しずつはがれそうだなぁ(泣)
キルティングのナップサックにも転写しました。アイロンをかけてシートをはがしたばかりのときは、ちょうど縫い目部分が浮いていて今にもはがれそうでした。冷めないうちに指で軽く押さえつけ、縫い目部分に貼りけたら、写真のようになりました。
やっぱり平らで伸縮性のあまり無い生地に使うのが、一番いいみたい。これからこの商品を使う人は注意書きをよく読んでから使用することをおすすめします!
【追記】洗濯機「通常コース」で洗濯したら剥がれてしまった…
後日談ですが、このネームラベルを転写した木綿のハンカチを洗濯したら、見事に剥がれてしまいました(涙)
パッケージ裏の「使用上の注意」を改めて読んでみると、洗濯にも注意が必要みたい。「塩素系洗剤・漂白剤は使用しない、洗濯は冷水にて家庭用洗濯機で弱流で洗う、もみ洗いNG」などの記載があります。説明や注意はちゃんと読まなきゃダメですね。またまた反省です。
洗剤の種類や洗い方によく注意して洗濯をするか、もしくは洗う頻度が少ないもの(お稽古バッグなど)に使用するかのいずれかが良いかもしれませんね。
まとめ
名前シールやスタンプ、ラベルなど名前つけグッズもいろいろありますが、素材により向き・不向きがあります。それぞれに合ったものを使って名前つけしてあげたいですよね。
今回ご紹介したダイソー「ハサミで切って アイロン転写 ネームラベル」は、平らで、さほど伸び縮みしない布製品(アイロン使用できるもの)に向いています。
興味がある人はお近くのダイソーで探してみて下さい。