野菜の皮むきって、手間がかかるし面倒くさくないですか?
にんじんみたいにピーラーでスーッと皮を剥ける野菜ばかりならいいんです。
でもジャガイモはデコボコして剥きにくいし、ゴボウの皮を包丁の背の部分で削り落としているときなんて逃げ出したい気持ちになります。
しかし料理をしない訳にもいきません。100均ダイソーのピーラーグローブを使って皮むきすると本当に簡単にできるのか、試してみました。
100均ダイソーの「ピーラーグローブ」ってこんな商品です!
冒頭の写真のピーラーグローブ。
おそらく野菜の「皮むき」→ピーラー、「手袋」→グローブで、合わせてピーラーグローブという名前なのでしょう。
100均のダイソーで購入しました。
(左右それぞれ別売りです)
色:私が行ったダイソーには赤とオレンジの2色がありました
袋から取り出すと、まるでイカツイ怪獣みたいにゴツゴツした突起がびっしりと付いています。
このゴツゴツが手に擦れるとけっこう痛い!しかも野菜の皮むきをするときって、だいたい手が濡れていませんか?濡れた手は傷つきやすいので、グローブを片手だけはめて皮むきをすると怪我してしまいそうな気がします。
実際パッケージの説明でも、両手にグローブをはめて作業することを推奨しています。
両手ともグローブをはめて皮むきしましょう!
装着したときの感触ですが、この手袋自体かなり厚みがある上に、ゴツゴツが付いているので、手にはめるとかなりゴワゴワします。
ピーラーグローブを使ってジャガイモの皮むきをしてみました!
さっそくピーラーグローブを使って野菜の皮むきをしてみます。
最初は食器用洗剤でグローブを洗ってから使いました。
芋の右半分が皮むき前。左半分が皮むき後です。
特に難しいことを考える必要もなく、コツもいらず、グローブで軽くこするだけで簡単に皮がむけます。
パッケージの説明に書かれているとおり、野菜の芽取りや凹凸部分の処理には向いていません。芽がある場合は包丁などで取ります。
凹凸部分の処理ですが、深い凹み部分は皮むきできません。
でも、ゆるやかな浅い凹みなら、指先や曲げた間接部分を使って皮むきできますよ。
こうしてジャガイモをこすりまくるだけで、5つもの芋をトゥルトゥルにすることに成功しました。
今回はこのジャガイモを煮込んでカレーを作りました。包丁で皮むきしたジャガイモと比べて、火を通しても食べた時、表面の食感がツルンとなめらかになっていてビックリ!
ホロホロと煮崩れるような品種のジャガイモだとどうなるかわかりませんが、このツルンとした不思議な口当たり、ぜひ味わってもらいたいです。
気になる皮むきにかかった時間ですが、正直 包丁で皮むきしたほうが早いような気がします…
しかし皮だけを薄~く除くことができるので、「分厚く皮むきしすぎて芋が小さくなった!」なんてことにはなりません。
ピーラーグローブを使ってゴボウの皮むきをしてみました!
ゴボウの皮むきって、本当に嫌いです。
包丁の背を使って皮をこそぎ落とすと、かなり時間がかかります。
それにゴボウのアクが手に付いて、色やニオイを落とすのが大変!
そこで、ダイソーのピーラーグローブを使ってゴボウの皮むきをしてみました。
図のようにゴボウを握るようにして持ち、ゴボウと平行に動かしつつ、グリグリと横方向にも回します。
触れる面積が広いからか、かなり素早く皮むきできます。
少しくらい力が入りすぎても、ゴボウが削れることはありませんでしたよ。
あっという間に皮がむけて、真っ白なゴボウになりました!
包丁を使って皮むきするよりずっとラクに、素早くできて、手も汚れずニオイも付かない。これは本当に便利だと感じました。
このゴボウを使って、きんぴらごぼうを作ったのですが、食感も味も普通に皮むきしたゴボウとまったく同じでした。
ピーラーグローブは洗い方に注意。両手をこすり合わせて洗うのはやめておこう!
実は私、ピーラーグローブを水洗いするときに、ちょっとした失敗をしてしまいました。
両手にグローブをはめて、手のひらに食器用洗剤をとり、両手をこすり合わせるようにして洗おうとしたら…ショック!!表面の突起が何個かポロポロと取れてしまったのです!
皮むきするときは両手とも装着して使用、洗うときは片方ずつ優しく洗うほうがいいのかもしれません(怪我しないよう注意する必要がありますが…)。
まとめ
今回は面倒な野菜の皮むきを簡単に済ませたくて、100均ダイソーのピーラーグローブを試してみました。
ジャガイモはそこそこ時間がかかりましたが、皮を薄くむくことができ、ツルンとした食感に。ゴボウは包丁を使うよりもずっと素早く皮むきできました!
このピーラーグローブ、今回試したジャガイモ・ゴボウの他に、レンコンや里芋の皮むきや、さらには魚のウロコ取りにも使えるみたいです。
気になる人はお近くのダイソーで探してみてください。