高温でホットカーペットのダニを死滅させる「ダニ退治」機能、実は温度設定を高温にするだけでは十分な効果を発揮できないんだとか。
スイッチひとつでダニを退治できると思っていたのに、これを知ったときはかなりショックでした。
ダニの死骸やフンはアレルギーの原因にもなります。
そこで今回は、取扱説明書に書かれているとおりの方法で「ダニ退治」機能を正しく使ってみることにしました。
ホットカーペットのダニ退治機能の正しい使い方。まずは手順をおさらい。
我が家で使っているホットカーペットの取扱説明書を参考に、ダニ退治の手順をざっくりまとめるとこんな感じ。
- ダニ退治を始める前に、ホットカーペットに付いたゴミや汚れは取り除いておく。
- ホットカーペットを巻き物みたいにクルクルと巻く。
- ホットカーペットのスイッチを入れる。
暖房面積は「全面」、温度調節は「強(ダニ退治)」に設定。 - 布団などをかけてホットカーペット全体をカバー、そのまま1~2時間待つ。
- 終了したらホットカーペットを広げて、掃除機でダニの死骸などを取り除く。
では、次は各手順を詳しく書きますね。
1. ホットカーペットに付いたゴミや汚れを取り除く
ダニ退治を始める前に、まずホットカーペットに付いたゴミや汚れを取り除きます。
難しく考えなくても大丈夫、日常のお手入れと同じようにするだけでOKです。
ほこりやゴミがあるとき
- 掃除機で吸い取る
- 粘着式のカーペットクリーナー(コロコロ)で取り除く
シミや汚れがあるとき
- 水で濡らして固く絞った布などで拭く
- ガンコな汚れは、薄めた台所用洗剤を含ませた布で拭いたあと、固く絞った布などで水拭きする
- 拭いたあとは、しっかり乾かす
2. ホットカーペットを巻き物みたいにクルクル巻く
ゴミや汚れを取り除いたら、いよいよダニ退治!
まずはホットカーペットをクルクル巻いて棒状にします。巻き物とか海苔巻きみたいな感じ。
実は、私がいちばん苦戦したのがこれなんですよね……
巻き方にもちょっとコツがあって、
- 裏面を外側に
- コントローラーが巻き終わりにくるように
- 電熱線の向きと平行方向に
この3点に注意して巻くといいですよ。
では巻いていきましょう!上の写真だと左上のほうにコントローラーがあり、電熱線は縦方向に入ってます。
だから、写真右側から左側へ向かって巻いていけばいいんです。
クルクルクル…こんな感じで、表面が内側・裏面が外側になるように巻くのがポイント。
でも大きいカーペットを1人で巻いていると、両端までは手が届かなくて、片方の端がこんなふうにめくれてきてしまいます。
そんなときは何でもいいから重しをのせて、左右の端から交互に少しずつ巻きます。
ある程度の長さを巻けば、重しが無くても端がめくれてこなくなりますよ~。
このとおり、指4本で押さえるだけでも大丈夫!
ここまでくれば、あとは1人でもラクに巻けます。
巻き終わったら、広がらないように紐で軽く縛ります。
巻いた状態で操作するため、いちばん外側にコントローラーがくるように巻いてくださいね。
3. ホットカーペットのスイッチを入れて、ダニ退治!
ホットカーペットを巻いて紐で軽く縛ったら、いよいよ「ダニ退治」機能を使います。
暖房面積は「全面」、温度調節は「強(ダニ退治)」に設定します。
ダニ退治機能のあるホットカーペットであれば機種は違っても、「ホットカーペット全体をダニ退治モード(最強の温度)で温める」ように設定すればOKだと思います。
(念のため、お持ちのホットカーペットの取扱説明書をご確認ください。)
4. ホットカーペット全体に布団などをかぶせて待つ
ホットカーペット全体を覆うように布団などをかぶせます。
こうすることでさらに熱をこもらせて、ダニ退治効果を上げるんですね。
今回は、二重にたたんだホットカーペットカバーと、アルミの保温シートをかぶせました。
この状態で、1~2時間ほど待ちます。
6. 終了したら、掃除機でダニの死骸などを取り除く。
1~2時間のダニ退治が終了したらホットカーペットを広げ、掃除機でダニの死骸などを吸い取ります。
このとき、ホットカーペットの中に埋まっている電熱線と平行の向きに掃除機を動かすと、吸い取りやすいです。
少し見えづらいですが、上の写真だと縦方向ですね。
全体にくまなく掃除機をかけましょう!
これでようやくダニ退治完了です。お疲れさまでした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ホットカーペットのダニ退治機能を正しく使う方法についてお届けしました。
少し面倒に感じるかもしれませんが、実際にやってみるととても簡単でした。
せっかく付いている機能を正しく使わなきゃもったいない!
月に1度のお手入れや、片付け前のリフレッシュに、しっかりダニ退治をしておくと、気持ちよく使えますよ。
あなたもぜひ試してみてくださいね。
我が家で使っているホットカーペットについての記事はこちらをどうぞ。